ABCハウジング オープンガーデンに行こう!

たのしい演出がある庭
〈大須賀邸〉

次に訪れたのは、園芸の町、山本にある大須賀邸。広い敷地内にはゾーンごとにテーマの違ったお庭が展開されていて、探検気分が味わえるエンタテイメントなお庭です。

門を入ると緑に囲まれた癒しのスペースが広がる大須賀邸

オープンガーデン8年目の大須賀さん。庭づくりはレイアウトを考えている時が一番楽しいのだそう

「オープンガーデンは8年目ですが、やはりお客様が見に来られると思うと、普段の草木の手入れに加えて『ちょっと演出してみようかな』『もっとこうしてみようかな』と考えますね。例えばここはマリンガーデン。ビオラの青で海をイメージして貝殻やネットやブイを添えてマリン感を出しています。そしてこちらはコナラの木を中心に、森っぽくしてリスの小物などで演出して楽しんでいます。主人も庭いじりが好きで、こちらのシルバーガーデンやあちらのロックガーデンは主人の作品なんですよ。

ビオラの青で海をイメージしたマリンガーデン小物づかいが楽しい

森をイメージした庭にはリスやウサギがあちらこちらで遊んでいる

シルバーリーフが好きなご主人がつくったシルバーガーデン

マリンガーデンと壁を挟んだ反対側は和室の前だそうで、和の庭が

 植物は世話をするとそれに応えて元気に育ってくれるのが嬉しくて、その喜びで自分も元気になれるんですよね。それに、オープンガーデンをしていると、ご近所の方ものぞいてくださるのでお花の話で盛り上がってそれまで以上に仲良くなれたり、もちろん遠方から来てくださるお客様もお花が好きな方ばかりなのでさまざまな情報交換ができて楽しいですし…。いろいろな意味でオープンガーデンは庭づくりに対してのモチベーションをあげてくれています。

お客様の中には、表から見ていると気付かない奥にも庭があるので驚かれて『こんなに広かったら手入れが大変じゃないですか』と心配してくださる方もいらっしゃるのですが、大変なのはオープンガーデンの時期がピーク。夏は暑さでお花もやられてしまうのであまり増やさずひたすらお水やりをして、秋は葉が落ちて…。冬、すっかり寂しくなったところに、春に向けて咲いた時のことをイメージしながらレイアウトを考えるのは何よりの楽しみです。さらに春、思ったように咲いてくれたら最高です」。

楽しい演出や新たな人とのつながりなど、オープンガーデンはさまざまなきっかけをつくってくれるようです。

家をぐるりと取り囲むように庭が続いている

以前はマンション住まいだったという大須賀さんは、寄せ植えのハンギングなどもうまく取り入れている

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