暮らしのデザイン Vol.4 「季節を取り入れて心豊かな暮らし」

「季節」が引き立つ、片付いた空間。
たくさんの工夫がありました

辻川さんお気に入りのふくろうが出迎えてくれる玄関。葉が落ちてしまった観葉植物もタッセルや小物のオブジェで素敵に見えます。帽子やかごをかけたりする収納アイテムとしても大活躍。左側にかかったリネンのバッグには、出かけるときにさっと持って行きやすいようストールなどが待機。頻繁に使うものを使いやすい場所に。
リビングから玄関ホールを望む辻川さんお気に入りの風景。柄のクロスは、インスタグラムで素敵なものを見つけて、同じメーカーのものを採用したのだとか。アンティークを軸にしたLDKに統一感と個性を生み出しています。
アルファベットパネルは自分で色付けしたもの。階段の隅には手作り味噌が熟成中。温度が一定に保たれるベストポジションなのだそう。味噌樽をかごに入れて、生活感の出にくい工夫が。
和室をリフォームしたダイニング。もともと押入れだった場所は、開口を設け明るいワークスペースに。上の吊棚にはアイロンや、ダイニングで勉強する息子さんたちの勉強道具が。使う場所の近くに、使うものの収納を設けてあるので、散らかった状態が続くことはありません。
キッチンカウンターも自分でペイント。あえて薄く塗ることでユーズド感を出しました。大好きな「アンティーク」を軸にすることで、お部屋全体がまとまった印象に。
テレビ横に飾られたフェイクフラワーは、長いあいだ飾っているのでそろそろ変えようかなと検討中。あえて頻繁に装飾チェンジをしない場所をつくることも大切。
はたきもインテリア。出しっぱなしでも違和感のないデザインを探して、すぐ使える場所に。まめにホコリ取りができるので、はたきを取りに行く手間やそのストレスがなくなったとか。ちょっとした工夫で時間と心にゆとりができます。
辻川さん手作りのバスケットたちは、ボストンの小さな島・ナンタケット島の伝統工芸品。たくさんのアイテムも一カ所にまとめることで、すっきり可愛いギャラリーに。
息子さんたちのチャンバラグッズやブロックなどが入ったリビング収納。小さいものはまとめてプラスチックケースの中に。引き出しのフロント部分に白い紙を貼るとすっきりして見えます。

息子さんたちがおうちの中で遊ぶときはいつもリビング。だからリビングの収納スペースがおもちゃの定位置です。「モノの住所を決めることで、子どもが散らかしてもイライラしなくなりました。1日の終わりに何分片付ければ元通り、というのが分かるようになるんです。だからストレスもありません」

いつも家族の様子を観察しながら、先回りして自分たちでも片付けやすい仕組づくりをするのだそう。

「以前はお兄ちゃんと弟のおもちゃ入れを別々にしていたのですが、どっちのものか曖昧なものもあって結局片付かず。どっちのものでもいいから、まとめてしまえるようにしました」

白に塗り替えたら光の反射でお部屋の中まで明るくなったというテラス。飾り棚には、「レアなの見つけた!」と言って息子さんたちが持ち帰った石も飾られています。

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