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フローリングの床や板張りの壁・天井、ドア、椅子・テーブルや収納家具など、
インテリアで目にする「木」の多くは広葉樹です。
広葉樹は針葉樹に比べて材質が緻密で硬く、傷が付きにくく、
椅子の脚など細くしても強度があり、塗装もしやすいのです。
また、針葉樹と違って木の種類が多く、様々な木の色や木目など
多様な表情を楽しめますが、そのためにコーディネート上の合性の問題が
出てきます。
自然の産物は同じ種類でも色や木目など二つと同じものはなく、
産地によっても違うし同じ木でも部位によって違うので、たくさんある樹種を区別しきれません。
そこで最も影響の大きい、「和」傾向と「洋」傾向の違いをまずぜひ区別していただきたいと思います。


年輪がはっきりしていて木目が美しく、「木」としての存在感がしっかり感じられるところが「和」のイメージです。
けやきやコクタンは工芸品的な小型家具に用いられ、たもは野球のバットで有名です。


「なら」は家具や内装材に
最もよく 用いられる樹種です。
木目ははっきりしていますが
「和」「洋」の区別からいうと
どちらにも使える万能選手です。
が、洋室の「和」イメージにも合う
ということであって、
本格的な和室には使いません。
「洋」イメージの広葉樹はとてもたくさんの種類があります。
特徴としては木目があまり目立たなくてソフトな感じ、それと色調が「和」イメージのものはやや黄味がかっているのに比べて
赤味(ピンク味)がかっているところが「洋」イメージに結びついています。
チークは黄味が強いですが、高級洋家具の材料として定着しているので「洋」イメージです。

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