第1回
テーブルコーディネートのイメージ作り〜インテリアとコーディネート

お家のイメージに合わせたテーブルとコーディネートの組み合わせ
色の使い方やグリーンコーディネート

★はじめに

食は生活の中で健康な身体作りはもちろん、心の癒しにもつながる大切なもの。食を通してのコミュニケーションは私たちの生活に欠かせない時間です。住宅を建てる・リフォームする時に重要なポイントの一つとしてキッチンとダイニングをあげられる方が多いのも、食卓を中心として家族の団欒やお客様をおもてなしするという事が大切な日常の生活スタイルになっているからでしょう。最近は気軽にホームパーティーを開いたり、また、招かれる機会も多くなったのではないでしょうか。私たちは多くの時間を家で過ごしています。日々の暮らしを工夫して楽しむのは素敵なこと。人生を豊かにしてくれますね。

食卓を囲むひと時がさらに楽しくなるように、これからお話するテーブルコーディネートのポイントを参考にしていただければと思います。さらにプラス!やはり食卓にはお料理も大切。テーブルコーディネートとお料理がアンバランスになってはいけませんよね。パーティーシーンでも少しラフなコーディネートとキッチリしたコーディネートではお料理の盛り付けも違ってきます。テーブルがより華やかになり、活気が出るテーブルコーディネートに合わせたお料理も紹介していきますのでお楽しみに。

キッチリしたコーディネート

少しラフなコーディネート

★ベースのダイニングテーブル選び

では、お料理を生かしたテーブルコーディネートをするにはダイニングをどのように選べばよいでしょうか?自然素材を活かしたナチュラルスタイル?コンクリートやモノトーンのモダンスタイル?クラシカルなヨーロピアンスタイル?まずは、それぞれのスタイルに合わせたダイニング家具を選びますよね。ダイニングの家具選びの大きなポイントとして2つあげられます。1つめは、天井の高さやお部屋の大きさといった構造的なもの。2つめは、家族構成や来客等の生活スタイル。構造的には、間取りが狭く、天井の高さが低い場合でも、椅子の背もたれを低めに揃えるだけでスッキリ&広々とした印象になります。お客様が多い場合は伸長式のテーブルは便利です。この時にテーブル幅がやや短めのものにすると長さが強調されてスタイリッシュになります。

木組みのテーブルは和・アジアン・コロニアルスタイルとそのままでもアレンジが効きやすいものです。ガラスや白い色のテーブルは部屋に圧迫感を与えないので少し大きめでも収まりがよくなります。反対に間取りが大きい場合はクラシカルで重厚なものや、デザインの斬新なものを選んでみるのもいいですね。

★ダイニングの空間作り

食卓周りもコーディネートの一つ。家具が決まれば少し『緑』をレイアウトしてみましょう。ダイニングが庭やテラスの緑が見える位置にあるだけで、開放感のある気持ちの良い空間ができます。2階以上にダイニングがある場合もバルコニーに緑の鉢植えを配置するだけで素敵な演出ができます。観葉植物は手入れも簡単で季節を問わずお部屋に置けるので便利ですね。

ダイニングのベースが決まればいよいよテーブルコーディネートです。
シンプルなテーブルもテーブルクロスや食器・小物使いで驚くほどにイメージが変わります。次回からはそれぞれのテーマに合わせたコーディネートのポイントを実際のコーディネートを見ながら具体的にお話していきましょう。

TOPへ戻る ▲