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洗練されたモダンな家作り。ポイントを6つ押さえてシンプルかつおしゃれに

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家作りをする上で最も大切なことは、「家でどのような暮らしをしたいか」というイメージを明確にすることです。その一環として、エクステリアやインテリアのテイストを決めるということも大切になってきます。今回はモダンな家作りのポイントについて解説していきましょう。

さまざまな種類の「モダンな家」

「モダンな家」の「モダン:modern」とは「現代的」という意味で、対義語は「クラシック:classic(伝統的、古典的)」です。建築におけるモダンスタイルは、外観や内装の一部に金属やガラスを使い、シンプルで、洗練された都会的な雰囲気を持ちます。

「モダンインテリア」と一言で言っても、使うアイテム、カラー、トーンによって、シンプルモダン、ナチュラルモダン、和モダン、ラグジュアリーモダンなど、さまざまな種類のインテリアテイストに分類されます。

それぞれのモダンインテリアについて、「モダンな家作り」のポイントを順番に見ていきましょう。

シンプルモダンな家

シンプルモダンとは、ホワイトをベースカラーに、ブラック、シルバー、グレーなどの色の組み合わせでスッキリとシンプルに作り上げられた家を指します。華美な装飾を控え、直線的なデザインの物を使い、スタイリッシュで大人のイメージのあるインテリアスタイルです。

シンプルモダンな家は、注文住宅や建売住宅で、男女共にとても人気があります。注文住宅であれば、外観の多くをホワイトに、グレーやブラックを部分使いするモノトーンコーディネートであれば、外観からおしゃれでモダンな家を作り上げることができるでしょう。

シンプルモダンな家は、ホワイトの割合が他のモダンスタイルよりも多く、明るくすっきりとしたコーディネートになります。

ナチュラルモダンな家

ナチュラルモダンとは、「ナチュラルテイスト」×「モダンテイスト」を融合させたインテリアスタイルです。モダンスタイルでは、ガラス製や金属製の家具が合いますが、その一部に木製家具などを取り入れるとナチュラルモダンな家になります。

内装や木材の色の組み合わせとしては、「ダークブラウンの木製✕ホワイト」、「ナチュラルブラウンの木製✕ブラック」を組み合わせることで、ナチュラルモダンな雰囲気を出すことができます。

ナチュラルモダンな家であれば、観葉植物やシンプルな花など、自然をイメージさせるインテリアとの相性も良いでしょう。

和モダンな家

旅館や飲食店などでも人気のある和モダンスタイルはその名の通り、モダンテイストに日本の伝統美をプラスしたインテリアテイストを指します。日本人になじみのある畳にベッドを組み合わせたり、照度を落とした間接照明を使ったりすることで、和モダンな家作りができます。

注文住宅で、和モダンな家にしたい方は縁なしの琉球畳を使ったり、壁紙の色をグレーにしたり、デザイン性のある格子を使った障子にするのも素敵でしょう。障子、畳など直線的なラインの多い和室は、モダンスタイルととても相性がよく、和モダンな家は今後ますます人気が出てくるスタイルといえそうです。

和室がリビングに隣接する間取りであれば、内装を少し洋風にしたモダンな和室も素敵です。注文住宅の外観を和モダンな家にしたい場合は、建築設計の段階で、直線的な格子や、ブラックと木材などを組み合わせておしゃれで和モダンな家を作ることができるでしょう。

ラグジュアリーモダンな家

ラグジュアリーモダンとは、高級ホテルを思わせるような少しトーンを落としたスタイリッシュで上質なインテリアテイストです。シンプルモダンとは対照的に、ブラック、ブラウン、グレーの割合を多くすれば、重厚感のあるラグジュアリーモダンな家を作り上げられます。

また、リビングなどの空間にたっぷりと余裕のある間取りであれば、大理石などの石目の素材もラグジュアリーモダンスタイルとの相性がいいでしょう。落ち着いたトーンの中にもガラスや金属、石目の光沢をプラスすることで、おしゃれで上質な雰囲気を醸し出すことができます。

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モダンな家作りに大切なポイント6つ

さまざまな種類のモダンテイストについてご紹介してきましたが、モダンな家作りについては、だいたいイメージが湧いてきたでしょうか。次に、どのようなことに注意してモダンな家作りをしていけばいいのか、6つのポイントに絞って解説していきましょう。

ポイント①直線を意識する
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モダンな家作りで大切なポイントは、外観、内装において直線を意識するということです。華美な装飾が入るとモダンなインテリアテイストから外れてしまうので、家具の形状、取っ手、脚など、細部にわたって直線を意識するとモダンな家を上手に作れるでしょう。

また、ラグは正方形か長方形の直線敵な物を、カーテンであれば厚地生地を使用したドレープ、レースのカーテンよりも、左右に開閉する縦型のバーチカルブラインドやスクリーンを上下に開閉する横型のロールスクリーンなど、平面的で直線的な物を用いることで、よりモダンな家の雰囲気を盛り立ててくれます。

リビングなど、複数の種類の家具をレイアウトする際も、家具の前面が一直線になるように、ばらつきを抑えることで、よりスタイリッシュな雰囲気を作ることができます。また、動線確保の場合にも直線を意識したレイアウトにすることで、空間に広がりを感じさせることができます。

ポイント②素材を意識する
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インテリアテイストを決める際に、デザインだけでなく、素材を意識することも重要です。モダンスタイルに合う素材は、ガラス製、金属製、革製などに加え、ナチュラルモダンではダークブラウンなどの木製、ラグジュアリーモダンではブラックやホワイトの石材なども用いられます。

ポイント③色を意識する
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モダンスタイルで、よく使われる色はホワイト、ブラック、グレー、ダークブラウンなどの無彩色です。その他、アクセントカラーとしてネイビーやワインレッド、マスタードなど彩度の低い有彩色を使うのもいいでしょう。

壁紙などの内装は、主にホワイト、またはアクセントウォールとしてライトグレーやダークグレーなどを使うといいでしょう。また床の色は、ナチュラルブラウンや、バーチブラウンではなく、ホワイト系、グレー系、ダークブラウン、ブラックなどが合います。

建築段階で使う内装の色はできるだけ無彩色に統一し、家具や小物などで強い色を取り入れると失敗なく「モダンな家」に近づけるでしょう。

ポイント④物の量、情報量を意識する
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その他にも、モダンな家作りをするうえで、大切になってくるのは、物の量や情報量を意識するということです。部屋に入ったとき、出しっぱなしにした物だけでなく、パッケージの文字やカラフルなおもちゃなどが入ってくるとどうしてもモダンな家作りの雰囲気を壊してしまいます。

目に入る物の数を減らし、またカラフルなパッケージなどはシンプルな容器に移し替える、出しっぱなしを防ぐなどの工夫をして、物の量、情報量を減らしましょう。

ポイント⑤広がりや空間を意識する
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モダンスタイルで大切なことは、シンプルな空間で、無駄な物を排除することです。そのためには、空間にできるだけ広がりを感じるようなレイアウトにしたり、窓周りに余計な物を置かず、外への広がりを感じさせる工夫をしたりしましょう。

家具の高さも圧迫感のある物を避けたり、レイアウトでも端を揃えたりすることで何も置かれていない床や何も飾られていない壁のスペースをある程度確保し、すっきりとした空間を作りましょう。

また、開放感はモダンな家作りに大切なポイントです。一戸建ての場合であれば、階段をリビング階段にして高さで開放感のある間取りにしたり、吹き抜けにして、ガラス越しの採光を良くすることで「モダンな家」に近づけるでしょう。

ポイント⑥生活感を減らす収納を意識する
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家作りをするうえで、多くの方が重要としているポイントに「収納スペースの確保」があります。収納には、最近人気の見せる収納(オープン収納)と、以前から使われていた隠す収納(クローズド収納)の2つがあります。

モダンな家作りをする場合、建築段階で間取りの指定ができるようなら、造り付けの隠す収納をたっぷりと作っておくといいでしょう。モダンインテリアにそぐわない物や生活感の溢れる物を隠す収納に収めれば、スッキリとしたモダンな家が作れます。

見せる収納をしたい場合は、たくさんの物を収納するのではなく、空間と余白を大切にディスプレイするような感覚で収納しましょう。数か所にオープン収納を取り付けるのではなく、フォーカルポイントとして部屋の一角だけに採用するとスタイリッシュな空間を壊さずに設置することができます。

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モダンな家作りにピッタリなアイテム

アイテム①ガラス素材を使った家具
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「モダンスタイル」×「ガラス素材」はとても相性のよい組み合わせです。無機質なガラスの雰囲気がシャープでスタイリッシュさをよりグレードアップさせてくれます。曇ったガラスでは、せっかくの雰囲気が台無しです。照明が綺麗に映り込むように美しく磨き上げたいものですね。

また、建築段階であれば、リビングなどに大きな窓ガラスを作ることもモダンインテリアには素敵な演出です。立地にもよりますが、開放感のある大きな窓から外の風景や美しい夜景が見えれば、インテリアの一つとして大きな役割を果たしてくれるでしょう。

アイテム②金属素材を使った家具
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モダンインテリアのアクセントとなる金属製のインテリア。家具全体というよりは、テーブルや椅子の脚、照明の支柱などをシルバーにすると、華奢なデザインでグッとスタイリッシュさがアップします。

家具が別のシリーズの物であっても、金属の脚を統一するだけで、部屋全体に統一感が出て、モダンな家作りの雰囲気を盛り立ててくれます。

アイテム③革素材の重厚感のあるソファ
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リビングルームにおいてソファは大きな面積を占める家具で、ソファ選びはインテリアテイストを決めるうえで重要な選択となります。モダンインテリアを演出するうえでは、ブラック、ブラウン、ホワイトなどの本革のソファがおすすめです。

シンプルモダンやナチュラルモダンではホワイトのソファにシルバーの脚、和モダンやラグジュアリーモダンならブラック、ブラウンのソファが合うでしょう

アイテム④陰影を作り出す間接照明
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夜のモダンインテリアの仕上げとして、間接照明もおすすめです。スタンドライトや埋め込み式の間接照明で、内装に陰影がつき、部屋全体に奥行きを感じさせるテクニックで、都会的な雰囲気を出すことができます。

シンプルなデザインの照明器具を選び、さりげなくおしゃれな空間を作れば、グッと雰囲気のある夜のひと時を過ごせるでしょう。

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ポイントを押さえて洗練されたモダンな家作りをしよう!

「モダンな家作り」というテーマで家全体のテイストを揃えて、統一感のある雰囲気作りのポイントについて解説してきました。

モダンなインテリアはシンプルである分、一定のルールを守ることで統一しやすいインテリアといえます。今回紹介したポイントやアイテムを活用して、おしゃれな家づくりを目指しましょう。

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