ABCハウジング このまちのストーリー

神様のいる場所 Vol.1

はじめに

あなたの神様は、どこにいらっしゃいますか?

古来から日本には八百万(やおよろず)の神がいると言われています。決して8,000,000の神様がいるという意味ではありません。それくらいたくさんの崇拝すべき感謝の対象があるということだそうです。山にも、川にも、火にも、田畑にも、台所にも、トイレにも私たちを支えてくれる全てのものに神様は宿っているといいます。
神(カミ)が上(カミ)の発音に似ていることから、この言葉の起源が「上の存在」という意味を持つ、といった説は少なくありません。そういう意味では、昨今の若者言葉である「神」の持つ意味もそう遠くないのかもしれません。

そして、神様のいる場所に「まつり」はつきものです。

「まつり」の語源はと言うと、差し上げるの意味を持つ「奉る(まつる)」という説が一般的ですが、中には「待つ」から由来し、「神様を待つ」の意味を持っているというユニークな説も…。真偽のほどはいずれにしても、人々が神様や祭りを待ちわびていることに間違いはないでしょう。
そしてもう1つ「祭り」が、「政(まつりごと)」という言葉につながっていることは疑いの余地はないでしょう。なぜなら、祭りは人をつなぎ、社会をつくるものだから。

今回は、大テーマ「神様のいる場所」と題して、大阪府唯一の村「千早赤阪村」にある「建水分(たけみくまり)神社」の祭りを通して「待つ」の意味を持つ「祭り」と、「政」の意味を持つ「祭り」に出会いました。

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