住まいやインテリアの展示会を見に行こう!

No.06 ミラノ・サローネ2013(2)

前回の照明部門に続き、今回は家具部門の様子をお届けしましょう。
毎年見ている人も、新製品ばかりでなく見せ方や展示の工夫、会場の雰囲気、今年の話題などに次のデザインのヒントを探して、世界各地からやってきます。
今回も現地で取材してこられた照明デザイナー西村美由紀さんの案内です。

今年は素材に注目。

立体感のある雲のようなイメージの新しい張地で、形は同じでもソファの印象を一新させています。

毛足のある張地のソファ。壁面のオブジェは鱗のように重なった凸面鏡。手前の風景が面白く映っています。

カラフルに歪んで反射しているパーティションに目がいきます。手前のソファの張地も面白い。

家具の展示でも照明の使い方がますます重要になってきています。

日本人デザイナーによる家具のシリーズ。薄暮の雰囲気でシンプルなデザインを引き立てます。

これも薄明りの照明。シルエットで見せています。

ブルーの光とスポットライトで舞台照明のような効果。

ベンチやテーブルのように見えていますが、実は照明器具。

ポール式のハンガーパイプ。洋服や靴を針金で表現しているのが楽しい。

新人のコーナー「サテリテ」より

壁に立てかけられている1枚の板がワンアクションで手前の家具に変身します。(オランダ人デザイナー)

輪郭線がギザギザしたテーブルや照明器具。近くでみるとジャングルジム状態。(韓国人デザイナー)

(C) ABC HOUSING

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