インテリア訪ねあるき

Vol.11 照明器具のショールームを訪ねて 2

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住まいのインテリアの中で、照明のウェイトはこのところずいぶんと高まってきました。光の効果で空間の広がりを楽しんだり、器具デザインの魅力がコーディネートのポイントとなったり・・・。
照明器具の2回目は楽しい、美しい、こだわりのデザインと造りの技を求めて、「洋」と「和」の2ヶ所のショールームを訪ねました。

ベネチアのムラノガラスのシャンデリアでスタート、現在はイタリア9社、スペイン2社の照明器具を扱う、ルミナベッラ大阪ショールームを訪ねました

御堂筋からすぐのオフィスビル街の一角。夜の方が光の効果がわかりやすいとのことで、日が落ちてから訪問しました。

光の効果を空間で見てもらえるよう商品の展示数を絞り、スペースにゆとりを持たせています。

展示数を絞っている分、頻繁に展示換えを行って、たくさんある商品を順次見てもらえるようにしています。

メーカー各社との連携がよくなり、一つ一つの商品のストーリーや世界観を伝達できるようになってきました。

点灯時も消灯時も美しい表情を見せる積層ガラスなど、ガラスの技は豊富。

楽しいスタンドたちですが、素材の選び方や仕上げなど、デザインを生かす努力を惜しまない姿勢がいさぎよい。
写真中:EVAセードは自然なたわみによる曲線。
写真右:曲面のベース部分は陶器。

おしゃれな展示のブラケット。
光源にLEDを使った新しいデザインもたくさん出てきているので、どんどん紹介していきたいとのこと。

写真左:
絵を掛ける気分で楽しむブラケット。
写真右:
吊り下げタイプは天井面の取付部カバーも含めてのデザイン。引っ掛けシーリングは便利だけど、この雰囲気は出しにくいかもしれません。

商品にはひとつずつ愛称が付けられ、気に入ったものを愛着を持って使ってほしいとの思いが込められています。

建物サイドのウィンドーにはアートな気分の照明器具が展示されています。

光源を隠しているのはスプーン?
銀色に輝くボウルの内側には不思議な凹凸が…。

Catellani & Smith社(伊)の個性的な照明器具が7点展示されています。

影をデザインしています。
この照明ひとつで、見慣れた部屋が非日常のドラマチックな空間に変身しそうです。

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