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基本的にはインテリアは自由でよいと思いますが、いくつか気をつけて欲しいことがあります。

★その一つ目が、前頁の(1)伝統和風の場合のウインドートリートメント。
外から見える位置の窓にはフリルのレースや赤や青など強い色のブラインドなどはさけて、
外観にマッチするナチュラルな素材・色のものを使いましょう。
(5)の各国スタイルでも和風の照明器具などが見えるとちょっと興ざめですが、
洋風の伝統デザインはあまり大きな窓はとらないので、 それほど気にしなくてもよいかなと思います。

★もうひとつ気をつけて欲しいのは玄関のインテリア。
外観を見てすぐのスペースなので、外と内がばらばらだと目立ちます。
例えば玄関の収納付近の例で見てみると、



トータルなイメージ作りをしたい方のために、
外観デザインとインテリアの相性をチェックしておきましょう。

伝統和風と相性のよいインテリアは、
やはりナチュラルスタイルですね。
「和」を意識したものはもちろん、
きっと設置されるであろう本格的な和室とは
ちょっと気分を変えて、レトロな雰囲気も
よいかもしれません。
モダン和風と相性がよいのも
やはりナチュラルスタイルでしょう。
中でもモダン傾向の強いコーディネートが
ぴったりです。
洋風モダンのインテリアは
ずばりモダンスタイル。
それもハードな調子のコーディネートが
似合いそうです。
和洋折衷は対応範囲が広く、
これまでご紹介してきた
いろいろなスタイルのどれでも、
違和感なく合わせることができます。
各国スタイルはやはりクラシック系の
インテリアにしたいところですね。
国別がわかるほど本格的でなくても、
クラシックな雰囲気を持つエレメントで
コーディネートすれば、外観も一層魅力的に
感じられます。
外観デザインは町並みとの調和も大切なポイントなので、好みを100%実現とはいかないかもしれませんが、
一生のうちにそう何度もある機会ではないので、やはり家族の思いをこめて選びたいですね。
今回ご紹介した外観デザインの分類、実は10年ほど前にある住宅メーカーへの企画提案のための分析作業として、
同じ軸設定でおこないました。

この10年間の変化で目立つことは、和風・洋風ともに当時とても少なかったオリジナル性の高いモダンな傾向のものが
ずいぶん増えたことです。デザインの巾が広がり、各社ともにしのぎを削っている様子が伺えます。
伝統和風や各国スタイルは当時も今も、数は多くはないけれどもなくせない商品であることに変わりはないようですが、
最も多い和洋折衷のデザインがかなり多様化し、バルコニーをポイントにした特徴あるシルエットが少なくなりつつあります。
住宅メーカーのスタイルとして人気が高く、在来工法にまで浸透していったあのデザインに取って代わる新しい定型は生まれてくるでしょうか。

さて次回は、いまさらと思っていたら遅れますよ。
このところちょっと新しい景色が見えてきたキッチンとLDKデザインについてご紹介したいと思います。

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