フォトグラファー・SOLA 

フォトグラファー・SOLA 

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好きな仕事、家族時間、安心と冒険と。インスタグラムで美しい山梨の魅力とご家族とのにぎやかな毎日を発信しているSOLAさんは企業・個人イメージ撮影歴15年のベテランフォトグラファー。インスタグラムでのより魅力的な発信方法を伝える 講師もされています。

暮らしへの想い

私たち家族は、7年前に田舎での子育て・暮らしを選択して、東京から山梨へ移住してきました。
私は大阪・夫は東京出身と、夫婦ともに都会育ち。移住前は不安も少しはありましたが、今後生きていく上で、自分たちの心地いい場所や理想の過ごし方に忠実に行動してみようと思って、思い切りました。
最初は、文字通り田舎の、農家ばかりの集落の一軒家を借りて暮らしました。美しい景観に包まれた生活で、楽しかったですよ。大きな畑も貸していただけ、野菜もたくさん作ったし、子どもと小麦刈りに参加して、ほうとうも手打ちしてましたw

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でもその後、子どもの成長、私の仕事、人付き合いなど、ライフステージが変わるとともに、田んぼの真ん中ではちょっとやっぱり不便になって(笑)、甲府の今の家へ引っ越しました。

今の家は、住宅街にありながら、裏手に深い森(時々クマも出る)が広がり、コンビニも森林浴も徒歩圏という便利な立地です。

私にとって「家」は、仕事場であると同時に、昼間のひとり時間や、家族での団らん時間を過ごすリラックスの場でもあり、子どもたちを健やかに育てるための巣でもあり…。役割が多いですね。

だから、理想はそれらを適宜切り替えられるといいんですけど、現状はけっこうごっちゃになっていて、気を抜くとすぐに散らかってカオスになります(笑)。

家は、家族みんなの喜怒哀楽や、健康や持ち物や全てを包む入れ物であり、元気の充電器。
そう思うと、なんだか家に感謝が湧いてきました。
あんまり散らかさないで、磨かないとですね(笑)。

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自然を感じられるわが家のお気に入りスポット

~ダイニングの上の吹き抜け。注ぐ光が美しい~

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南西のコーナー窓でとにかく明るく、白い壁で回った柔らかい光が降り注いでくる。
オンライン講座もこのテーブルでやっていますが、顔が自然に明るく照らされていて、どんなライト使ってるんですか?とよく褒められます。

この家は中古で購入したんですが、もともと東京の社長夫人が避暑用の別荘として建てたという住宅で。築年数は30年と古いけれど状態は良く、夏はとても快適です。
その代わり冬は…その吹き抜けのおかげで暖気が全部上に行ってしまい、下でいくらストーブたいても寒いです(笑)。
(朝起きたら、リビングの室温が3℃だったことも。)

~裏手の森から、いい空気が流れてくる。~

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朝起きて、窓を開けるとキャンプ場の匂いがします。
家にいて森林浴しているような、その気持ち良さがかなりお気に入り。

これはたまたま立地のおかげだけど、家って間取りや素材や強さやデザインだけでない部分もあると思うんですよね。家って、住み手を丸ごと包み、自分はそれを五感で受け止めるものだから、立地を含めて妥協したくない。…と思って、5年以上かかりましたが、ようやく理想の土地が見つかりました。
もともと農地で、造成から必要なちょっと面倒な点もあるんですけど、眺めも環境も利便性もバランスが最高の場所で。これから新築計画を進める予定です。


「日常の「きゅん」を写真に残すコツ」

お子さんの成長は、親である私たちにとってこの上ない幸せですよね。
そんな日々を写真に残したいと思った時、
「はい撮るよ、そこに立って、笑って〜」ではなかなか写せない表情があります。

子どもの笑顔を撮りたいときは、スマホ画面を見ずに、子どもの顔を見て。
目を合わせてママが一緒に楽しむことで、子どもは笑うしかなくなります!

笑ってるときはもちろん、泣いてるとき、ワガママ言ってるとき、うそがバレた時の気まずい顔、寝顔、兄弟ゲンカ。

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子育て真っ最中って、何かとバタバタとして、子どもたちの彩りに満ちたそんな表情の一つ一つを味わう余裕もないですよね。

そんなパパママにおすすめしたいのが、カメラをいつもすぐ手に取れる所に置いておくこと。一眼レフでなくていい、スマホでもチェキでもいいのです。

大事なのは、我が子の愛おしい瞬間=「きゅん」とした時に、すぐ撮れること。
その「きゅん」は、一瞬先には忙しさの中に消え去ってしまいます。

それを留めた写真には、構図や露出などのテクニックや表現うんぬんを超えた価値があります。
(カメラに慣れて、余裕が生まれたら、その「きゅん」をより増幅できるテクニックも入れていくといいですね。)

また、可愛い場面だけではなく、例えば小さなお子さんが床にふりかけ大袋をぶちまけちゃった時や、買ってきた卵パックを全部割ってみた時(どちらも我が家で実際に起こった事件)などの、ママが「ぎゃあ〜〜〜っ」ってなりそうな時こそ、カメラを手にとって。

「怒りの感情は6秒しか持続しない」という脳科学の法則もあるように、
撮ってるうちに冷静になれるばかりか、むしろクスッと笑う余裕も生まれます。
と同時に、記録したその一枚が将来、なんとも愛おしい宝物に変わるんです。

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さらに、子どもが何かに頑張ってる姿や、できたこと、旅行など特別な写真は、プリントして、壁の子どもがいつでも見える高さに貼ってあげるのもおすすめ。

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見るたびに「愛されている」「自分はできる」というメッセージを与え、自己肯定感を育むことができます。言葉で褒めるのは照れくさいというパパママや、コミュニケーションが取りづらい時期のお子さんにもぜひ。

日記や手紙では何ページ綴っても語れない「あのときの空気」を、写真は一目で呼び起こしてくれますから。

みなさんも是非、何気ない日常を切り取ったおうち撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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