ABCハウジング
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テレビ・ラジオで活躍中のFPいちのせかつみと
FP資格を持つアナウンサー魚住由紀による住まいに関する楽しいお話。

VOL.1

幸せなセカンドライフを求めて
退職後の快適な暮らしと家づくり

団塊の世代の退職が始まりました。日本の高度経済成長期を支えてきた企業戦士たちは、ようやく自由な時間を得て思い思いの暮らしを始めようとしています。今回は、限られたおかねを有効に使いながら納得のいく第二の人生を送る方法を探ります。

「くつろぎの場」は圧倒的に家の中!

魚住 アメリカでは引退のことを「ハッピーリタイアメント」といって、お祝いカードを贈る習慣があるそうですね。仕事から解放され自分らしい人生がスタートする!

いちのせ いわば人生の充実期。晴れて獲得した自由時間は、どこでどう過ごすか…ここに国内の世論調査の結果があるんやけど(資料1)、ゆったりとした暮らしのほとんどはマイホームが舞台やねえ。

魚住 くつろげるのはなんと言っても自宅でしょう。お父さんもこれからはほとんど家にいるわけだから家の居心地が気になりますね。独立したこどもの部屋も空いたことだし、この際思い切って「建て替えるぞ」って宣言したいとき。でも年金暮らしの年齢、先立つものが心配です。


いちのせ
 夢はあきらめたらあきません。ムリのないようにかなえましょう。いまからその方法を伝授します。

魚住 「建て替えを実現!」ですね。他人事ながら、せっかくだから希望を言うと…楽器を弾く場所やホームシアターも欲しいし、友達と一緒に使える充実キッチンもいいな。夫婦が別々に過ごせる部屋もなくちゃねえ。

いちのせ せやね(笑)。八十歳、九十歳になったときに暮らしやすいかどうかも考えながら描いてや。バリアフリーだとか、土地から探すなら病院が近いなど立地条件も大切に。

快適な住まいへは、こう建て替える

魚住 夢はつきませんが、マイホーム取得の資金はどうしたらいいでしょう。


いちのせ 自己資金として考えられるのは、「退職金」「預貯金」「相続財産」やね。年金は生活資金なので住宅購入資金として考えたらあかんで。

魚住 ハイ、重々承知しております。で、自己資金で足りない場合は?年齢的にローンも組みにくいでしょう。

いちのせ ぼくは、子どもと二世帯同居がおすすめ。親子で住宅ローンを組む場合にも、子どもの年齢に合わせた返済期間の設定ができるなどメリットがあるし、親が頭金分を出してあとは子どもに任せるのもいいでしょう。ただし一緒に暮らすんだから、家の仕事は家族で分担せなね。

魚住 孫の面倒をみさせられるのはうっとうしいと思う面もあるかもしれませんが、自分では合わせることのないテレビチャンネルから「いま」が解り、若返るって言いますし(笑)。

いちのせ 生活費が抑えられることも大きい(資料2)

憧れの田舎暮らしを実現するのもよし

魚住 実は私、近郊の棚田を借りて田舎生活を模索しているところなんですが、リタイアと同時にUターンやIターンを考えている人もおられますね(資料3)

いちのせ このところ、便利な駅前マンションと、のんびり田舎の一戸建てと、老後の住み替え志向が分かれているね。環境が良いところで思い通りの住宅を建てるのもええねえ。例えば、いままで暮らしてきた大阪の家を5000万円で処分し、気に入った田舎で1000万円の土地を買う。そこに3000万円の家を建てたとして…

魚住 1000万円あまる計算!ゆとりの生活が可能ですね。自分で運転できなくなった場合の交通手段や、生活に必要な施設の場所など折り合いがつけばいいかもしれない。

いちのせ 最近、不動産の売買が活発になっているので大阪の家も上手く売れる可能性があるし、売らずに貸して家賃収入を得るのも手やね。

魚住 美味しい野菜の健康生活も現実になりますね。けれど田舎では、都会になかった人付き合いや自然との共生もありますから、暮らしが自分たちに合っているのかをよく考えて移住したいですね。


いちのせ 夫婦ふたりが同じ暮らしを望んでいるのか、お互いの気持ちもしっかり確かめてや〜。熟年離婚の相談は乗られへんで(笑)。