麻生政権下に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律(以下、長期優良住宅法と記す)」。政権は自由民主党から民主党に変わりましたが、「長期優良住宅法」は与野党全会一致の可決で、民主党のマニフェストにも「環境に優しく、質の高い住宅の普及を促進する環境分野などの技術革新で世界をリードする」とあるように、今後も重要な政策として推進してゆきそうです。
では、この「長期優良住宅法」とはどのような施策なのでしょうか。住宅の寿命が30年ぐらいといわれるスクラップアンドビルドの考え方によって、近年の日本には質の良い住宅が少なく、建物の資産価値も数年で失われています。我々は自分たちの代だけが使う住宅に対して高額な住宅ローンを抱え生活費を圧迫しており、そのために生活自体の満足度が低いという問題も生じています。また建築に際しては、建材の消費や廃材の処理が地球全体の環境負荷のなかで大きな比重を占めています。そこで、長くストック出来る質の良い建物で住宅の市場価値を高め、数世代にわたって、あるいは転売して使えるようにしようと考えられたのが「長期優良住宅法」です。家計にも優しく環境にも優しい住宅政策というわけです。
その認定基準として、