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住宅ローンを考えるときに、もっとも悩ましいのが「固定か?それとも変動か?」という金利の選択。もしあなたが「返済期間が同じであればそれ程変わらないのでは?」と思ったらちょっとストップ。実は重要な分岐点に立っています。 |
変動金利は借入れ時に適用されたローン金利が金融機関同士でお金の貸し借りをするときに適用される市場金利の動向によって変動するタイプ、固定金利は市場金利の動向には関係なくずっと同じ金利で固定されるタイプです。市場金利は大きく分けて1年未満の短期金利と1年以上の長期金利にわかれ、基本的に変動金利は短期金利に、固定金利は長期金利の動きに影響されます。 |
短い期間と長い期間でお金を借入る時の金利を比べると、通常は長い期間借りる方が金利は高くなります。変動金利は4月と10月の半年毎に金利が見直されるので、短い借入期間を更新するようなイメージです。よって固定金利の方が一般的には高くなります。 |
| 元利均等返済で借入金額3000万円、借入期間35年の住宅ローンを毎月返済のみで借りた場合、例えば変動金利が年1.5%とすれば毎月返済額は91,855円で総返済額は約3,858万円、固定金利が仮に年3%とするとそれぞれ115,455円、約4,849万円とかなりの差に。 |
| ここで重要チェックポイント。変動金利はあくまでも年1.5%の金利が35年間ずっと続いた場合のシミュレーション結果です。仮に金利が上昇してくると総返済額は増加し、毎月返済額も5年毎に見直されるので増えることに。 |
| 「将来、金利は上がるのか下がるのか?」は誰にもわかりませんが、仮に6年目は金利が年3.0%、16年目以降は年5.0%に上昇すれば毎月返済額はそれぞれ112,211円、133,529円、総返済額は約5,102万円となり、固定金利の年3%を上回ってしまいます。 |
| また2、3、5、10年間という決まった期間が固定金利となる○年型固定金利というタイプもありますが、○年後以降は変動金利、もしくはその時点での金利水準で固定金利を選択することになるので、金利が上昇すればこちらも総返済額が増えてしまいます。 |
| 変動金利や○年型固定金利は、固定金利より当初の返済額が少なくてすむメリットはありますが、金利上昇リスクは自分でコントロールする必要があります。デメリットの金利が上昇する局面には「繰上げ返済」という切り札を使って、ローン残高を一気に減らせるような準備も考えておきましょう。 |
(2009.1.9更新) |