ABCハウジング
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相談会で多く寄せられる、
住まいのお金に関するQ&Aをお届けしています。

第1回
安心して返済できる住宅ローンの借入れ額は?

質 問
長男が産まれマイホームの購入を計画しています。最近、住宅ローンを組む時の注意点として『借りられるお金と返せるお金は違う』と聞いたのですが、どれくらいの金額だったら安心して返せるのでしょうか?3年後にはふたりめの子どもをと考えています。
家族構成
夫  30歳
妻  27歳
長男  0歳
手取り
年収
夫  400万円
(ボーナス込)
妻  200万円
回 答
マイホーム購入の実現に向けて欠かせないのがお金の管理。特に住宅ローンを組む場合は、毎月きちんと返せる金額なのか借りる前に考えなければなりません。まずは『借りられるお金』です。金融機関によって違いますが年間返済額の割合には基準があり、例えば年収300万円未満は25%以内、年収300万〜400万円は30%以内、年収400万〜700万円は35%以内、700万円以上は40%以内という範囲で借りることができます。
次に『返せるお金』を考えてみましょう。
3年後に子どもが2人となれば将来必要になる教育費を今からコツコツ貯蓄する必要が。他にも食費・交際費・被服費・レジャー費・おこづかいなどの支出も考えると『手取り収入に対する住宅ローン返済額の割合』の安全ゾーンは25%〜30%です。
気をつけたいのが、借りるときの基準になる『年収』です。
返せるお金を考えるときは、年収から厚生年金や健康保険といった社会保険料と税金を差し引いた『手取り年収』を元にします。自分の意思で何とかならないお金を省いて考えましょう。
あなたの場合、夫婦の手取り年収600万円の30%を年間返済額にすれば180万円。ローン金利を年3%、借入期間は30年で元利金等返済の場合、『返せるお金』としての借入金額は約3500万円となります。同じ条件で考えて35%の場合は年間返済額が210万円で借入金額は約4000万円、25%の場合は年間返済額が150万円で借入金額は約3000万円と、わずか5%の違いですが借入金額はかなりの差に。
しかし目安はあくまでも目安。まずは家計簿をきっちりつけて家計管理をしっかりとし、『この返済額であれば多少のアクシデントがあっても十分返済できる』と夫婦でじっくり確認することからスタートしましょう。
(2007.7.1更新)
●筆者プロフィール
ファイナンシャルプランナー 土井 紀彦(どい としひこ)
楽しく生きるために避けては通れない一つがお金の話。全く考えないのは問題ですが、考えすぎて不安になるのも問題アリです。
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【略歴】
大手老舗ホテル退職後、独立系FP事務所に勤務。コンシェルジュ型サービス業としてのFP事務所確立を目指し、セミナー・相談業務に取り組んでいる。