ABCハウジング
ABCハウジング

 家づくり体験談 -理想のパートナーと出会いました。-
VOL.7 京都府 I 邸
賃貸マンション住まいから、土地の取得も含めて
念願の新築戸建て住宅を手に入れられたIさんご夫婦。
土地の近隣環境や敷地形状、建物は間取りだけでなく外観まで、
多大なこだわりを持って計画を進められ、
見事理想の家にたどり着いたお二人にお話をうかがいました。
 インタビュー
戸建て住宅についてはずっと考えられていたのですか?
ご主人:賃貸マンションの家賃も馬鹿にならないし、いずれはと考えていて、これまでにも3度くらい、家を買いたいなというタイミングはありました。迷った物件もあったんですけど、当時住んでいた宇治市内では値段の割に狭いとか、建て売りで分譲していたのが実際に見てちょっと違うなとか、あと古い町並みに一軒だけ新しく建て変わったようなのも嫌で、隣近所で世代が異なってしまうのも辛いなと思って、それで結局は思いとどまっていたんです。

この土地、住宅メーカーとの出会いは?
ご主人:妻の実家が近いということもあって、この辺りで土地を探していたら、インターネットでパナホームの販売区画がヒットして、問い合わせてみたらちょうどキャンセルが出ているというのですぐに見に来たんです。で、実際に見てみたら環境も考えていた通りの条件だったのですぐに仮契約をして、その日のうちに展示場で合流したような感じで。ちょうど探していた場所に適当な土地が見つかって、値段も手頃で、それがたまたまパナホームさんだったっていう。正直それまでは選択肢にも入っていなかったメーカーさんだったんですけどね(笑)。
奥様:たまたまだけど、資料を持ってきてくれたのが(担当になった営業の)小原さんだったのが良かったんです。その人柄というのも大きかったですね。それからはパナホームの魅力もたくさん聞かせてもらって、逆にどんどん惹かれていきました。

建物の計画を進めるに当たって、こだわった部分はどこですか?
奥様:もうこだわりだらけ(笑)。以前のマンション暮らしで苦労したところを改善したくて、たくさん要望を出しました。まず収納を多く、窓の数もできるだけ多めにして、キッチンは開放感があるようにコンロ前の壁を取ってもらったり、あと子供がまだ小さいのでムダな個室を作らないよう心がけて1階はLDKと和室をワンルームのように、2階は将来に間仕切りできるような二間続きの間取りにしてもらったり。
ご主人:浴室も標準なら1坪のところを1.25坪のものを入れてもらいました。それと間取りだけでなくて外観にもこだわりました。どうも間取りから家を作ると外観が決まってしまう気がして。四角いままドンと建ち上がっているような家が嫌だったんですよ。外から見ても表情のある家にしたかった。まあ、とにかく建ってから後悔しないように計画には何度も何度もやり直しをしてもらいました。メーカーさん、特に営業の小原さんにはよくつき合ってもらったと感謝していますよ。


計画を進める上で、苦労したのはどんなことですか?
ご主人:苦労したのはメーカーさんでしょう(笑)。聞けば普通は紙ファイル一つで収まる資料が、うちの場合は事務用の大型ファイル一杯になったって言うから。1階の和室もはじめ8畳で建築申請まで進んでたのを後から6畳に変更して収納を増やしたりとか。
奥様:ほんとにメーカーさんには申し訳なかったんですけど、子供の学校が始まるまでに入居したいとか、時間がなかったのでね。あらかじめ打ち合わせや申請の日程が決まっていて、それに合わせて次から次と決めていかないといけないし、でも途中で事情が変わってどうしても変更したいっていうことになってしまって。よく理想の家を建てるのには一生のうちで3回は建て直しをしないといけないって聞きますけど、うちの場合は図面上でそれこそ3回以上の建て直しをしたんじゃないかなって思います。ただそんな無理を言えたのも、担当が小原さんだったからだと思うんですよね。
ご主人:僕らの味方になってくれたんですよ。例えば内装の担当の方が「それはちょっと無理」って言ったことも、彼が「なんとか考えてみます」って一緒になって考えてくれたり。年代も近くて感覚が近かったこともあるのかな。語弊があるかも知れないけど、これがもし年配の担当の方だったら、常識的なことで押し切られたりして言いたいことが言えなかったと思うんです。
工事が始まってからは、現場にはよく足を運ばれたんですか?
ご主人:それがちょうどその時期仕事で遠くへ行くことになって、家にも戻れない缶詰状態だったのでね。来られても月に1回くらい。でもそれまでにこだわったところはしっかり決めているし、あとは計画通りに進めてもらうだけだから、その辺も大手のメーカーさんに任せたということで安心していました。まあ信用できないところだったら、はじめから頼まなかったわけだから。
奥様:私も実家に戻った時についでに寄るくらいでしたね。実家の両親は近いのでちょくちょく覗いていたみたいですけど(笑)。

ではここで生活を始められて、何か変わりましたか?
ご主人:僕は通勤が遠くなったくらいで、特に変わってないと思うけどなあ。まあ、それも全然苦痛ではないんだけれど…。
奥様:こんなこと言ってるけど、私は主人が変わった気がします。マンションで暮らしていた頃は部屋が散らかっていても全然気にしなかった人が、入居して最初の頃なんかは外壁や庭がちょっと汚れたらすぐに掃除してくれるし、掃除機をかけているところなんか、それまでは見たことがなかったのに(笑)。休みの日に朝早くから起きて草むしりをしてるところなどを見ていると、ああ、自分の家を持つことって、こういうことなんだなあと思いました。

最後に、これから家を建てられるみなさんに何かアドバイスを。
ご主人:ここが新しい土地だから、ご近所もみんな新しい家を建てられた方ばかりなんですね。それで家内が近所の奥さんたちと話していてよく聞くのが「うちもこうしたらよかった、あそこは我慢しなかったらよかった」って、そういう話らしいんですよ。でもそれっておかしいですよね。ここはどの家も建て売りじゃなくて、注文で家を建てたんだから、広くしたかったのならはじめから広くしたいって、そう言えばよかったと思うんです。うちのキッチンを見て、「こんな風に壁をなくしたかったのに、設計で要望を入れてもらえなかった」って、そのメーカーにも問題はあるけど、結局要望を曲げて後悔するのなら、絶対に妥協してはだめだったと思いますね。
奥様:妥協のポイントを間違えてはいけないんだけど、せっかくの高い買い物をあとになって悔やむのって嫌じゃないですか。経験を積んだ設計の方に言われてしまうと、素人の自分たちとしては押し切られてしまう気もするんですけど、そこで頑張らないとね。
ご主人:設計変更で予算がこれだけ上がりますって言われても、買ってしまったら忘れますよ。あとは月々いくらって、払っていくだけなんだから(笑)。それより建ててから後悔してもはじまりません。僕たちはとことんこだわったから、後悔はゼロだし、いまとても満足して暮らしています。だから、これから家づくりをされる人には、ぜひこだわりたいところには徹底的にこだわってくださいと、そう言いたいですね。もちろん、そんな思いをわかってくれる、きちんと話ができるメーカーさんや担当の人を見つけないといけませんけどね。
 パナホーム I 邸担当 小原 敦史さんにインタビュー
プラン作成に当たって、施主様の「要望」「こだわり」などをどのように取り入れましたか?
初めて施主様のご要望をうかがった時、本当にたくさんのご要望とこだわりをお持ちで驚きました。でも同時にその家づくりにかける想いを受けて、なんとか満足していただきたいと、設計担当と一緒に頭を悩ませました。特に注意した点は道路側からの外観、場所に合わせた適材適所の収納、動きやすい家事動線の計画です。外観はカタログや展示場でのモデルホームをもとにイメージを伝えていただき、それに合わせて生活しやすいような間取りもプランしていきました。賃貸マンションでの不満を解消し、広い空間、豊富で使い勝手のよい収納、お気に入りの家具に合わせたレイアウト、将来を見越しての多目的な和室や可変性のある2階を設計していきました。すごく広々として、ご家族皆様がゆったり過ごせる間取りになったと思います。

施主様との打ち合わせの中で楽しかった点・苦労した点があればお聞かせ下さい。
たくさんのご要望に対して、こちらからもバランスのよい提案を心がけ、打ち合わせを続けるうちにイメージの共有ができるようになって、結果、打ち合わせも楽しいものになりました。その中でも外観の形や色を決めるにあたって、色々な配色を試して検討したり、最終的には模型を作って立体的にも見ていただけるようにし、施主様と一緒に見ていた時に自分でも「いい家だなあ」と思ったことを覚えています。

施主様とそのご家族の印象についてお聞かせ下さい。
ご夫婦は美男美女でとてもお洒落。お子様は元気が良くて人懐っこいという印象でした。印象に残っているのは、商談を夜20時くらいから始めると平気でいつも22時や23時頃までかかってしまうんですが、その話し声や笑い声がうっかり大きくなって、すでに休まれていたお子様が眠そうな目をこすりながら起きて来られたことが何度もあって、その度に申し訳なく思っていました。でもそんな思い出も含め、本当にお洒落で仲の良い、お手本にしたいご家族でした。
建ててから後悔するような家にはしたくないから、こだわりの部分は絶対に妥協しない。
住宅メーカーの担当者を味方につけてしまうほどの施主ご夫婦の強い想いに、
感銘を受けた取材でした。
(2008.4.7更新)