平成21年6月15日更新

新登場!フラット50をおトクに使う秘ケツ

50年といえば半世紀!親から子、子から孫へと受け継げられるような家を建てる為に、最長で50年ずっと固定金利の住宅ローン「フラット50」の取り扱いを住宅金融支援機構が始めました。
丈夫で長持ちはもちろん、バリアフリー性に優れ、省エネルギーで環境にも配慮した「200年住宅」に対応する長期優良住宅である事が条件です。

従来のフラット35との違いやメリット・デメリットを研究してみましょう。

まず借入金額は建設費や購入金額の60%まで、最高額は6,000万円とフラット35の100%、8,000万円より少しセーブされています。
次に借入期間は「36年~50年」あるいは「80歳-申込み時の年齢」のどちらか短い期間となり、誰もが50年間借りられる訳ではありません。
そして注目の借入金利。目安としてフラット35の金利に0.5%~1%程上乗せされるイメージですが、長期優良住宅として0.3%の金利優遇を20年に渡って受けられる特典も。またフラット35と同じく取扱金融機関によって金利が異なるので、くまなく調べることも忘れずに。

それでは毎月の返済額と総返済額はどうなるでしょうか?

元利均等返済で借入金額3,000万円を
①フラット35の場合は借入期間35年、金利3%
②フラット50の場合は借入期間50年、金利3.75%
でシミュレーションすると、
①フラット35の場合は、毎月の返済額115,455円で総返済額は約4,849万円、
②フラット50はそれぞれ110,790円、約6,647万円です。

毎月の返済額は少なくなる一方、借入期間が長ければ長い程、総返済額は多くなるので「毎月の返済額が少なくなるから借りやすい!」と飛びつくのは要注意。

おトクに使うフラット50のその1は「固定金利を上手く使えるか?」。
固定金利の最大のメリットは将来、金利が何%上昇しても借りた金利は変わらず総返済額が増えない事。
例えば「物価の上昇(インフレーション)⇒金利の上昇」と予測し、物価が上昇して自分の給与や収入も増えると、固定金利ローンは返済額が変わらないので家計の負担は軽くなります。その2としては変動金利との組み合わせで金利の動きに柔軟に対応する方法も。

「長期の固定金利を安く買える」という発想をする方には注目のトピックスとなるでしょう。

フラット50・フラット35(買取型)・フラット35Sの違い
フラット50
(平成21年6月4日から取扱スタート)
フラット35(買取型)
フラット35S
※優良住宅取得支援制度
利用できる人
申込時の年齢が満44歳未満で返済時の年齢が満80歳未満(親子リレー返済を除く)
申込時の年齢が満70歳未満
(親子リレー返済を除く)
借入金額
100万円以上6,000万円以下
建設費または購入金額の60%以内
100万円以上8,000万円以下
建設費または購入金額の100%以内
(平成21年6月4日より90%⇒100%へ拡充)
金利の優遇
(フラット35との
比較)
当初20年間0.3%金利優遇
当初10年間0.3%金利優遇に加えて当初20年間0.3%金利優遇も追加
(平成21年6月4日よりスタート)
借入れ対象となる住宅
長期優良住宅であること
住宅の床面積
一戸建ての場合 70㎡以上
マンションなど 30㎡以上
①省エネルギー性、②バリアフリー性、③ 耐震性、④ 耐久性・可変性 の要件のいずれかを満たすもの(当初20年間金利優遇タイプは基準が厳しい)
借入期間
いずれか短い年数(1年単位)
・36年以上50年以下
・80歳 - 申込時の年齢
いずれか短い年数(1年単位)
・15年以上35年以下
・80歳 - 申込時の年齢
借換え
利用不可
利用可
(平成21年6月4日よりスタート)
利用不可
その他
フラット50とフラット35を併せて借りる場合は200万円以上8,000万円以下で
建設費または購入金額の100%以内。(ただしフラット50の上限は6,000万円以下)