伝統のこころとわざを再発見 第1回 SferaShop 京都本店 No.2

前回に続き SferaShop 京都本店、
今回は食器やインテリア雑貨など、商品のいろいろをご紹介しましょう。

素朴な味を生かしながらモダンでシンプル。

木工、陶器、竹細工など日本各地の伝統的な素材や技術による素朴な風合いを生かしながら、シンプルなデザインに表現して新しい魅力を発揮しています。
口当たりを考えてカップの縁は薄く仕上げていますが、陶器では難しい技術だそうです。
熊本の小代焼き。絵柄をつけず無地で仕上げられています。

一見おとなしい食器、手に取ると確かな技術が見えてきます

あくまでもシンプルに、素材そのものの美しさを楽しむ食器のいろいろをご紹介しましょう。
一枚ずつ吟味された木目、同じものはありません。
アルミのお皿。調理道具の職人さんによる打ち出し加工。
真鍮とアルミの打ち出し加工のコップ。無塗装なので使ううち渋い光沢になってきます。

インテリアショップで意外な和菓子の話題

葛きりで有名な祇園四条の和菓子店「鍵善良房」とのコラボ。和紙にくるまったかわいい干菓子のための缶は、茶筒の老舗「開化堂」によるもの。銅、真鍮、ブリキの3種類、それぞれの経年変化が楽しめます。
モダンな干菓子。Sferaのビルを設計したスウェーデンの建築家がデザインしたもの。これを目当てのお客様も多いとか。

ご紹介したいのはこのショップの空間全体かもしれません

外からの自然光を生かしてちょっと逆光気味のディスプレイ。なんだかいい感じですね。
2Fにはギャラリーがあり、デザイン、アート、クラフト等の企画展が開かれます。
ギャラリーの奥には書籍をゆったり選べるコーナーもあります。

新シリーズのねらいにピッタリのこのショップ、建物も見せ方もとにかくおしゃれ、実は11年も前にオープンしていたそうです。
古都散策のコースに加えれば、あなたのセンスも磨かれますよ。

取材協力
(C) ABC HOUSING

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